勉強して全くしてこなくてどうやって勉強すればいいのかわからないよ…。勉強できないのがなぜだかわからないよ。
そうだよね。僕も全然わからなかったの。
本を読んだりして頑張ったの!
そこで得た勉強出来ない人が勉強できない理由と出来る為にはどうするか方法や考え方を説明するね!
この記事を読むと、
「勉強できない人が勉強できない理由」「勉強ができる為の考え方・方法」
についての1つの目線がわかります。
なぜそう言えるのか?
私は本当に勉強していませんでした。勉強のやり方がわからなかったので小学校・中学校は点数は30点、それ以下は基本。受験も高校の時勉強の仕方が分からず勉強せずに受けてたまたま受かった私立に行きました。親不孝…
学校には行っていたけど、勉強をしていなく基礎能力はついていませんでした。
看護学校を目指すのをきっかけに自分を振り返り、本を読み少しずつできるようになってきたからこそ、今伝えられることがあります。
本当にできない人は、どこの考え方が欠けているのか、何をすれば出来るという感覚になるのかを伝えられればと思います。
本当に勉強できない人には本当に勉強できない目線での話が必要だと感じる為、この記事を書きました。
持論ですが、勉強がひとことにできないっていっても生活環境や人生どうやって生きてきたかによっても頭の使い方は変わってくるのだと思います。
だからこそ、勉強が出来ないと一言でいっても、「出来るけどやってない人」は居ると思います。私はやろうとしても出来ないしやり方もわからない本当に勉強が出来ない人でした。
だから、本当に勉強が出来ない人の目線がわかるんです。
なので、本当に勉強ができないって悩んでる人はこの記事を読んでみると考え方が整理され勉強できるかもしれません。ぜひ読んでみてください。
この記事は7分程度で読めます。
「勉強できない人」なぜ?
「勉強できない人」は「なぜ勉強ができないのか」
それは、論理的思考が出来ていないからです。
論理的思考とは、理由と結果を順序立ててまとめる思考力です。
なぜ?→理由→なぜ?→理由と組み立てる力です。
勉強できない人が論理的思考が出来ていないと言える理由
全ての勉強の基本的な考え方は論理的思考の繰り返しで成り立つからです。
そうすることで記憶が定着しやすいのです。記憶が定着するということは勉強もできるということです。数学・国語・英語・社会…も全て、記憶が出来ればできます。勉強は記憶することなのです。
この情報をつなげていくと全体像が見えてくるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。詳細を書いて行きます。
論理的思考:2つのイメージについて
論理的思考をするためには、まずはイメージが大切です。
論理的思考のイメージがあると、どんな風に論理的思考を記憶していくかが整理しやすいからです。
そのイメージとは、私がわかりやすいと感じたもので話を進めていきます。
論理的思考とは、1つは「パズルのピース」。
2つめは「フローチャート」です。
イメージや使いやすい考え方は人によって違いますが、試す価値はあると思いますので、勉強が出来ないって思っている人はやってみるといいです。
すごく根本なイメージであるのでこれを染みつけていくといいです。
私はこの2つのイメージをどっちも使っています。今もです。
だいぶ楽に使えるようになってきました。
・パズルのピース
論理的思考のイメージは1つ目は、パズルのピースです。
これから、説明を書いて行きます。
パズルのピースとは、ジグソーパズルのひとつひとつバラバラのピースを
思い浮かべてください。 そのパズルの1ピース=1つの記憶とします。
次に、パズルのピースの考え方に論理的思考を当てはめていきます。
論理的思考を「なぜ? → 理由」とします。
更に、パズルのピースの考え方をこれに当てはめると、
なぜ?(パズル1ピース目) → 理由(2ピース目)となります。これで論理的思考では少なくても1つの思考過程でパズル2ピースが出てきます。
実際にやってみたのですが、
パズルのピースを繋げていくと記憶は定着しやすく・忘れにくくなります。
この論理的思考のパズルピースをどんどん増やしていきます。
そうすることで、論理的思考が大きな1枚のパズルになってきます。
どんどんその思考のパズルを大きくなり、どんどん記憶も定着しやすくなるのです。
だから、どんどんパズルのピースを探し、繋げる事を意識することで定着しやすく忘れにくくなります。この理由は後述します。
パズルのピースの考え方参考にしてみてください。
・フローチャート
フローチャートについて説明していきます。
フロチャートとは、「●● → ●● → ●●」と項目を矢印でつないでいく図のことです。これを使うべきなんです。
理由は、要点や自分の思考がまとまるからです。
例えば、「カレー作り → 具をきる → 煮込む → 完成」このように物事の要点がわかりやすくなる効果があります。整理されます。何にでも使えるので積極的につかっていきましょう。
これを使えば論理的思考が飛躍的にしやすくなります。そもそもこの考え方の積み上げが論理的思考なのです。
論理的思考をフローチャートに当てはめて行った場合、
論理的思考を「なぜ(何?) → なぜ? → 理由 → なぜ? …」とします。例に「水を飲む → 代謝がよくなる → 痩せやすくなる」という具合になります。
これを頭の中で出来るようにしていきます。最初は慣れないので紙に書き出してもいいです。ゆっくりですが、出来るようになります。
どんな事でもフローチャートで考えていけば慣れていけます。
「カレーが食べたい → 好物だから」
この論理的思考を組み立てるのにフローチャートの矢印を使った考え方をすることが出来るようになっていきます。私はなってきました。はじめと比べずいぶん思考がまとめやすくなったのを実感できています。
論理的思考はパズルのピースとフローチャートのイメージでまとめていけばいいのね!
でもすぐ忘れちゃうんだ…。
どうすれば記憶できるのかなぁ。
次は、どのように記憶を定着させていった方がいいのかポイントを説明します。
覚えたいことを定着させるポイント
覚えたいことを定着させるためにはポイントがあります。
私が意識しているポイントは「エビングハウスの忘却曲線」ってものです。
ヘルマン・エビングハウスってドイツの心理学者の人が見つけたのですが、「人は覚えた物事を、どのくらいの時間で忘れるか」を説明したものです。
なぜこのポイントを知っておくといいのか理由は、
記憶ができると実感できる流れを意識的に自分でつかむことができるからです。記憶したいものを記憶する事がよりしやすくなるってことです。
人によって記憶出来るまでの時間も感覚も違います。ただそれだと、どうやって記憶をしていけばいいのか道がわかりません。
だから、エビングハウスの忘却曲線を頭に入れることで、記憶をするための道を自分に作ってあげます。そのためやり方が全く分からないって人でもエビングハウスさんの提唱してくれている根拠に基づき勉強することで、記憶のサイクルをつかめるんです。人によって違うってことはないです。
結果、「誰でも自分で意識的に記憶したい事が記憶出来る」という力を作り上げることが出来るのです。
エビングハウスの忘却曲線
ここからは、エビングハウスの忘却曲線について説明していきます。
エビングハウスの忘却曲線は「人は覚えた物事を、どのくらいの時間で忘れるか」を説明した曲線です。
ここでの要点は2つです。
1つ目は、人は時間経過とともに記憶が薄れていく事。
2つ目は、復習をすることで段々と忘れるのが遅くなるということ。
1つではなく、2つわかることで理解できる内容になっていますのでどちらも見てみてください。
要点を抑える理由は、この2つがわかると記憶のサイクルについての理解が深まり、やり方が分からない人でも自分で意識的に記憶をすることができるようになります。
それでは、詳細を説明していきます。
・要点①:時間経過と共に忘れていく
エビングハウスの忘却曲線の1つ目の要点は「1度覚えたことは時間と共に忘れていく」というものです。
当たり前ですが1度覚えたことは何もしないと時間経過とともに忘れていきます。
これを知った方がいい理由は、どのくらいの時間でどのくらい忘れるか割合をわかることで、忘れる事自体の流れを意識的にイメージすることができるようになります。これはとても大事なことです。そろそろ記憶したこと忘れちゃうな、って意識できるのは記憶を出来る事にも大きくつながります。
だから、この忘れる事自体が分かるってことが大事なので説明します。
例えば、覚えようと思った物事があったとします
「1度覚えた=100%覚えた状態」って事とします。
その1度100%覚えた事柄が時間の経過とともに記憶から薄れていきます。
- 20分後 → 約58%(100%あったものが58%になってしまう)
- 1時間後 → 約45%
- 1日後 → 約25%
- 1週間 → 約77%
- 1か月 → 約79%
…と忘れていきます。
こうしてどのくらいで忘れるかが分かれば対策が出来ます。
対策が出来るということは、記憶が出来ます。
そうして次のポイントです。
・要点②:復習をすることで忘れにくくなる
エビングハウスの忘却曲線の2つ目の要点は「復習をすることで忘れにくくなる」ということです。
これを知っておくといい理由は、記憶のやり方が意識的にわかって出来るようになるからです。
意識的に記憶のやり方がわかることで、自分の覚えたいと思ったことを覚えられるようになるんです。そのために、復習することで忘れにくくなるってことを覚えておくといいんです。
図を使って詳細を説明していきます。
図を自分で書いたんですが見にくいですが、ちょっと見てみてください。
黒は時間と覚えている内容をグラフ化したもの
赤が復習した時の覚えている内容のグラフで、
青が復習も何もしなかった覚えている内容のグラフです。
オレンジはどのくらいの時間でどのくらい忘れていくかの線です。

見にくいですが、赤いグラフを見ると上がって下がってを繰り返しています。「復習=学びなおし」をすることで忘れかけていたものが、また100%になります。
更に、復習するたびに一番下がってる赤いグラフ底辺の部分がだんだんと底上げされているのが分かると思います。
ここから言える事は、復習することで段々と忘れにくくなり、1回目に覚えた時よりも覚えている内容を維持できるってことなんです。つまり、復習を繰り返すことで記憶が出来るってことです。
オレンジ色の忘れるまでの経過時間を合わせると、大体どのくらいの時間で何%くらいまで下がるのかわかるので、それを目安に自分にはどのくらいの復習のスピードがあっているのかを探す事が出来ます。
どのくらいのサイクルで復習をすれば覚えていけるのかを自分で意識的につかむことができます。意識的に記憶が出来る流れをつかむ事ができれば、覚えたいって思ったものを覚えたいって思った期間に覚えることが出来ます。その復習については人によって違うので、自分がどのくらいの時間をおいて復習すれば、どのくらいの量を記憶できるのか、どのように復習すれば記憶しやすいのか、記憶するまでの流れをつかみやすくなるんです。
忘却曲線・パズルのピース組み合わせ考え方
エビングハウスの忘却曲線とパズルのピースの組み合わせ考える事で、より復習効率のいい考え方を保つことが出来ます。
忘却曲線で1つ1つの記憶を覚えていき、それをパズルのピースのように繋げて記憶していきます、その方法が復習効率がいい考え方なんです。
理由を説明する前に1つ改めて説明しておきたいことがあります。
「パズルのピースを繋げていくと記憶は定着しやすく・忘れにくくなる。」
ということを前の章でも話していました。
パズルを大きくしていくと記憶は定着しやすいよってことです。これを頭に入れた上で進めていきます。
忘却曲線とパズルのピースの考え方を組み合わせた方が復習効率がいいって言える理由は、大きい知識の繋がりの方が記憶を復習出来る機会が多くなるからです。小さい1つ1つのピース(記憶)より大きなパズルのピースの方が知識の繋がりが多く思い出しやすいんです。
ここからは説明です。
言葉で言ってもわかりにくいので図で解説していきます!イメージが大事で、イメージが固まると記憶の流れが作りやすいんです。

でも、たくさんのピースがつながると…。

更にフローチャートでも説明すると、
忘却曲線を使い記憶のピースを増やしていく
↓
パズルのピースがまとまってくる
↓
色々なピースから記憶を反復できる
↓
思い出せる機会が増える
↓
記憶定着しやすくなる
↓
勉強できるようになってくる!
これらのことから忘却曲線を使って、1つ1つのピースを覚えるのと
そのピースの周辺の知識も記憶していくとより定着しやすいということが言えます。
忘却曲線を使って効率よく覚えて、パズルを繋げていくイメージなら記憶していけるのね!
でも、覚えることが多くて覚えている気がしない…。
どういう内容が覚えやすいとかある??
記憶したいことを覚えやすくする考え方を最後に書いて行きます。
ポイント:知識の根本を意識する
記憶をしていく上で全ての情報を記憶していては膨大な量で記憶なんて効率よくできません。
そこで、「知識の根本を意識する」といいんです。
知識の根本を意識…?よくわからないよ。
説明して!!
ここでの知識の根本=「学ぼうとしている事の本質の部分」です。
知識には、大きな方式のようなものがあります。その本質の部分を学んでいった方がいいよっていう話なんです。
理由は、本質を学んだ方が学びの効率がいいからです。
小さな1つ1つの知識を学ぶのではなく、大きな枠の使い方を学び、大きな枠の使い方を知ってから学びを進めた方が記憶をする上で効率がいいっていう話です。
例を出して解説していきます。
数学
①1+1=2 、②5×10=50
本質ダメな例
①1+1=2 ②5×10=50 を丸々覚える。
問題を覚える、ということ。
本質を学べている例
①足し算のやり方を学ぶ ②掛け算のやり方を学ぶ
問題ではなく、やり方(本質)を覚える。
国語
①A君はたくさん国語を勉強した。だから、国語が出来るようになった。
問題:なぜA君は国語の勉強が出来るようになったのか?
答え:「たくさん国語を勉強した」
本質ダメな例
「たくさん国語を勉強した」と、
この問題に対しての答えだけを覚える。
本質を学べている例
接続詞「だから」とは、どのようなものなのか学ぶ。
だから=順接。前の文章では理由、後の文章では結論。
これを知ることで、問題では結論があり理由を問われているっていうのがわかるので、問題が解ける。
ここでは接続詞の使い方を学んでいる。
このように本質を学ぶ事で、1つの学びから1つ以上の学びにつながるきっかけを作ることができるようになります。数学・国語以外のどんな事柄に対しても言えます。
ここで1つポイントです。
行動しながら自分の本質を見抜く力を鍛えていく。
全ての知識に対して言える事なのですが、初めは本質を見抜くのが難しいです。でも、それで学びの手を休めたら全然進みません。本質なんだろうって考えすぎて動かなければ全く意味ないです。
行動しながら本質なんだろうって考える事が最もいいと思います。
だから、最初は「これが本質かな?」って仮本質を作ってどんどん学んでいくといいです。
そこから、徐々に本質に近づけていけばいいんです。
見抜くのが簡単なものもありますが、基本的に最初から本質を完璧に見抜くなんて難しいんです。
最初は全然できないかもしれませんが、だんだんとわかってくればちょっとずつスムーズになっていきます。私も最初は全然できなかったし、何も見えなかったんです。
一緒にちょっとずつ仮本質を作って頑張りましょう。
ひとつ本質について思うことを最後に書いていきます。
ほんとうの本質は矛盾がなく、他のパズルのピースと繋がっても辻褄が合います。もし他のパズルのピース(他の記憶)と繋がる事があって、矛盾が発生したり辻褄が合わない場合、それは本質ではない可能性が高いです。物事の本質はブレないです。
まとめ
・勉強できない人=論理的思考が出来ていない。
・パズルのピース=1つの記憶を1つのピースとして繋げて大きくしていくと記憶が定着しやすくなる。
・フローチャート=要点がまとまる。自分の思考の整理もしやすいため積極的に使うこと。
・覚えたいことを定着させるポイント=エビングハウスの忘却曲線
・エビングハウスの忘却曲線=人は覚えた物事をどのくらいの時間で忘れるか。
・①時間経過と共に忘れる:記憶を忘れる事自体を意識出来る。
・②復習する事で忘れにくくなる:記憶のやり方が意識的にわかり、意識的にできる。
・忘却曲線、パズルのピース組み合わせ考え方:忘却曲線で1つ1つの記憶を覚えパズルピースのように繋げれば記憶は定着しやすい → 大きい知識の方が記憶を復習出来る機会が多い。
・知識の根本を意識:知識の根本=「学ぼうとしている事の本質の部分」。これを学んだ方が効率がいい。行動しながら自分の本質を見抜く力を鍛えていく。本質はブレない。
僕はこの方法・考え方を意識して勉強とかをしているよ!勉強出来る人の目線と勉強できない人の目線は違くて、出来ない人の目線は出来ない人からしか見えないから、ちょっとでも役に立てるといいな!
本当に自分に自信もなくなるし辛い事はわかるからちょっとずつ頑張ってこうね!
ありがとう!勉強は考え方が大事なんだね!
まだまだ慣れないけど、ちょっとずつ頑張ってみるね!
何でも初めてのことはうまくいきません。なんとなくではなく意識的にやることで自分の意志で記憶出来るようになったりしていきます。
諦めずちょっとずつできるところから始めていきましょう。
なによりも行動することが大事です。
最後までありがとうございました。